1961-05-17 第38回国会 衆議院 予算委員会 第23号
このことは池田さん自身もよく承知していることであり、自民党の公約でもありますので、なぜあえて予算措置を怠って、そのまま特別会計、政府機関関係予算のみを提出をやったかということを私は遺憾に思うわけであります。
このことは池田さん自身もよく承知していることであり、自民党の公約でもありますので、なぜあえて予算措置を怠って、そのまま特別会計、政府機関関係予算のみを提出をやったかということを私は遺憾に思うわけであります。
さらにまた政府機関関係予算のうち、特に国鉄、電通等の損害がかなり多かったにもかかわらず、具体的な予算措置をとらなかったこと等、まだまだ幾多出し上げたいことがございますが、時間の関係で省略をいたします。
御承知のように、政府機関関係予算あるいは特別会計予算の骨格をなすところの給与を、政府とまつたく無関係の意思に立つところの仲裁委員会の裁定に無条件に従いますることは、政府の予算編成権に対してこれを剥奪するものであると考えまするし、従つてまた、これあるがゆえに、予算上、資金上不可能なる内容を持ついかなる調停も政府を拘束しないということになつておるのであります。
やはりいろいろ不測の支出ということもありますので、これを全部それに充てるということには勿論参りませんし、人員につきましては御案内のように、政府機関関係予算の総則の第三十六条に、読んで見ますと、国民金融倉その他これこれの公庫は「この支出予算の範囲内であつても、役職員の定員及び給与を、この予算において予定したところの定員及び給与の基準を超えて、みだりに増加し又は支給してはならない。」